行事報告


平成21年度 歳末助け合い 托鉢行脚開催報告

 12月3日(木)に札幌市中心部、12月10日(木)に苫小牧市にて毎年恒例の歳末助け合い托鉢行脚を開催。札幌市では総額312,684円が集まりました。また、苫小牧市でも多くの方々からお布施が集まりました。本当に、有難う御座いました。

※平成21年12月4日(金)北海道新聞朝刊に掲載頂きました。

※平成21年12月11日(金)苫小牧民報新聞朝刊に掲載頂きました。



北海道工業大学未来デザイン学部人間社会学科さま坐禅体験会開催報告

 平成21年12月4日(金)に今回初めて北海道工業大学 未来デザイン学部 人間社会学科 湯川准教授よりご依頼頂いた坐禅体験会を中央寺坐禅堂にて開催いたしました。総勢12名にご参加頂き、山川主監の禅話・坐禅研修・質疑応答と体験頂きました。質疑応答では「本山(永平寺)での一日の生活はどのようにされているのか」など本会ならではの質問も頂戴し、来年も是非開催頂きたいというお言葉も頂きました。
<参加者>
北海道工業大学12名・ 教化センター役職員2名



北海道土地改良区(水土里ネット北海)主催
  曹洞宗北海道管区教化センター共催
  平成21年度クリーン・グリーン作戦(駒澤大学付属岩見沢高等学校地域緑化運動)


 開催日時:9月4日 午後1時〜3時
 参加者:駒澤高校生徒280名・教職員15名・土地改良区、植栽作業員16名
 教化センター役職員3名

 今年で4回目となる、「北海幹線用水」の岩見沢市の緑化・美化運動が9月4日、岩見沢市疎水公園で開催されました。この北海幹線用水は、北海道空知支庁管内の中空知及び南空知地域の赤平市、砂川市、奈井江町、美唄市、三笠市、岩見沢市、栗沢町及び南幌町の8市町を流下しています。
(延長:約80km、最大通水量:44.56m3/s)
岩見沢市は市内を横切るこの幹線用水上に、親水公園を設置しました。この水路が間近を通る駒澤大学付属岩見沢高等学校と水路を管理する土地改良区が協力して、クリーン・グリーン作戦と銘打ち、美化運動を開始しました。平成18年度より、教化センターも参加し、緑地帯へ植栽活動を行っております。
地元の岩見沢市を始め、北海道全体としても、地域美化運動に高校全体で取り組んでいる例は無く、駒沢高校の活動は、大変高く評価されています。また、高校生が自ら植栽し、清掃美化することによって、郷土愛と、環境保護への啓蒙の大きさは計り知れないものがある、と言っても過言ではありません。
 
折しも、8月30日の衆議院選挙で、政権交代が叫ばれ、国政の転換期を迎えました。これは、今後、土地改良区の公園整備の予算削減が必至と叫ばれる中、国政の政権交代とは別に、地域のこういった活動については、引き続き国や道からの補助を期待するものであります。

 今年は、バラの苗木を植樹しました。根が深い上に、トゲのあるバラに生徒諸君は苦心しながらも楽しく植栽をおこないました。このバラが五年後・十年後に大きく育ち、地域の人々の心の安らぎになることを切望して止みません。

■所在地域の概要
石狩川中流部に拓けた農村地域で、わが国の食料基地と言われる北海道においても有数の穀倉地帯。

■疏水の概要・特徴
北海幹線用水路は、約26,000haの水田に水を供給しており、石狩川中流部の原野を北海道有数の穀倉地帯に変貌させた本地域の農業になくてはならない大幹線用水路である。
(26,000haha〜北海道の水田面積の約1割)
また、延長は80kmと農業専用用水路としては、日本一の長さを誇る。




平成21年度 北海道管区布教講習会開催報告

 去る、7月7〜8日、札幌市の中央寺を会場に、恒例の管区布教講習会が開催されました。
当日は天候に恵まれ、初夏の陽気。時まさに夏制中の真っただ中です。
講師は、大本山総持寺後堂盛田正孝老師。『教学は教化によって実現する』と題し、二日間に亘り、ご垂訓を頂戴しました。


平常、大本山総持寺にて大衆接化されている老師は、高祖道元禅師がお示しの「百草頭上に大の字を学し来たって、今すなはち自在に大声を作し、大義を説き、大事を了し、大人を接し、者箇一段の大事因縁を成就する者なり。」の大善知識の風格に満てるものでありました。
第一講は、布教者たるわれわれ宗侶の心構えを中心に説かれました。特に、高祖さまの「道心の巻」を挙げられ、「帰依三宝」の大切さと願心を切切と説かれたことは印象深いものでした。
第二講は、具体的に通夜説教の凡例を挙げられ懇切丁寧に解説をいただきました。
また、質疑応答では「自殺者にたいする通夜説教」や「故人について面識のない場合の通夜説教」などについて、参加者より質問が相次ぎました。
閉講にあたり、当教化センターの藤原重孝統監より、「来年の布教講習会も盛田老師に再登板して頂くという約束を頂戴した」という言葉に、会場内から拍手がおこりました。

一般の講師は、札幌市五輪橋産科婦人科病医院名誉院長の丸山淳士先生に「高齢者に対する健康談議の基礎知識」について講話を頂戴いたしました。
冒頭、新型インフルエンザの話題になり、インフルエンザウィルスの生態について、詳細に説明をされました。そこから、個体の病原体に対する抵抗力、また生物が世代を重ねてゆくための法則として、「ハイブリット(交雑)」化が重要であることが説かれました。先生のことばの中、「みなさんお坊さん方も、サラブレット(純粋種)だと、じきに滅びてしまいます。ぜひこの際、ハイブリット化することをお勧めいたします。」は、深く考えさせられるものがありました。
丸山先生のユーモア溢れる内容に、会場内は90分間フルに爆笑の渦に包まれました。

(写真はポーカ・フェイスで場内を笑わせる丸山先生)。

第二日目(8日)
松井宏文老師(第二宗務所人権主事)による人権啓発学習。老師は「宗門の人権啓発」について、歴史的な経過から、現在の問題、さらに将来惹起されるであろう問題点まで、こと細かく説明されました。
理路整然とレジュメにしたがって懇々と説かれる内容に、参加者は熱心に聴講していました。



平成20年度 歳末助け合い 托鉢行脚開催報告

 12月1日 後1時より札幌市内中心部において、毎年恒例の「歳末助け合い托鉢」が修行されました。
札幌市内および近隣市町村在住の青年僧侶で組織する「札幌禅林青年会(会長 斎藤正憲師、会員35名)」と、中央区の中央寺専門僧堂の雲水、役僧ら合計30名が、「曹洞宗托鉢修行」の幟旗をたてて、托鉢行脚を行いました。
ふつう、降雪と寒風吹きすさぶ中での行脚になることが多いのですが、今年は参加者の精進が極めて優れていたとみえて、この時季には異例の小春日和の陽気でありました。
午後1時に中央寺を出発した一行は、駅前付近まで北進。駅前通りを引き返し、三越前にて十五分間の門付け。大勢の市内の宗門寺院の檀家さん、信者さんが集合し、次から次へと現れる托鉢修行僧に小銭などを喜捨して頂きました。
例年、寒さのため1時間ほどで終了する托鉢も、天候が幸いして2時間を超えるほどのんびりしたものになりました。 ※総額330,203円が集まりました。有難う御座いました。

※平成20年12月2日(火)北海道新聞朝刊に掲載頂きました。


平成20年度 北海道管区青少年教化指導者研修会

 11月25〜26日、札幌市中央寺において標件研修会が開催されました。(受講者45名)


 我々宗侶の多くは、修行中に眼蔵会・傳光会等々の「本講」を拝聴する機会に恵まれております。
しかしながら、慢性的な睡眠不足に悩まされる雲水には「眼蔵は毛穴からも入る」ということばに象徴されるように、「眼」が「眠」に変化することは、半ば公然の事実となっております。
この悪癖がいつまでも抜けきらず、現職研修や布教講習というと、受講生の多くは毛穴が全開になりがちであります。しかし、この青少年教化指導者研修会だけは、眠る暇がありません。受講者が全員実演をしなければならないというプレッシャーもさることながら、常に語る側も聴く側も互いに真剣勝負をしている感があります。
 今回、主任講師は特派布教師弘海明道老師(滋賀県常栄寺住職)。飄々とした風貌のいかにも古叢林然とした方であります。老師は主題講話で、布教伝道の心構えについて、ご自身の長年の特派布教師としての経験談を基に熱く語られました。また、全体講評では、受講者の実演に的確な講評とアドバイスをされました。更に、熱心な受講者の態度に感激され、涙ぐまれておりました。


 また一般講師として、HBC北海道放送ラジオパーソナリティーの久保田泰弘氏(YASU)が講演。
平素のラジオ番組の裏話。氏は『話を発展させる方法』として『相手の話を否定してみる』という手法を紹介されておりました。話を聞いていて、「即非の論理」を思い出しました。結論として、「自らが楽しむこと。本当のこと、心から思っていることを言うこと。」を挙げられ、高倉健さんのトーク番組を聞いて、その訥々としたことばに大変感動させられたことを紹介され、「真実のことばこそが、相手にもっとも良く伝わることばである」というお話が大変印象深いものでありました。法華経には「仏語は実にして虚ならず」とあるとおり、わたしたちは常日頃、真実を語る者でなければならない、と改めて心に誓うものでありました。

こちらより青少年教化指導者研修会の各種写真をご覧頂けます。


第22回「禅をきく会」札幌会場報告

開催日時:平成20年11月6日 18:00〜20:30
場  所:札幌パークホテル 地下2階パークホール
〒064-8589北海道札幌市中央区南10条西3丁目 TEL011-511-3131/ FAX011-531-8522
講  師:曹洞宗特派布教師 副島豊道師 演題「刹那に生きる」
      狂言師・人間国宝 野村万作氏  演題「人間国宝 野村万作 芸と人生を語る」
参加人数:約800名
他スタッフ37名(札幌禅林青年会・関係業者)
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 去る11月6日、午後6時より札幌パークホテルを会場に、第22回「禅をきく会」が開催されました。前々日には札幌に初雪が観測されましたが、当日は小春日和の如き好天に恵ました。この天候に味方されてか開場の2時間前から聴衆が集まり始め、予定より30分早めて17時に開場。会場内の800席はあっという間に満席になりました。

 定刻。主催者を代表し、藤原重孝教化センター統監の挨拶。
年頭の大本山永平寺宮崎奕保禅師の遷化に触れられ、「お仏壇にお線香を供え、姿勢を正し、呼吸を調える」という故禅師の「誰にでも、すぐにできる只管打坐」を紹介し、先祖・両親を敬うという人間本来の精神の欠如が、凶悪な事件が多発する背景にみてとれる、と現代の世相を喝破されました。


今回の禅話の講師である副島豊道師は昭和49年生まれの新進気鋭の特派布教師。


対照的に、野村万作氏は昭和6年生まれで狂言師としては、既に老境である。


この、お二方のコントラストが実に、印象的な「禅をきく会」となりました。
副島師が勢いよく、歯切れ良いことばで、自身のご境涯を示す。一方の野村師は、精一杯声をふりしぼり、語りかけてくる。

野村師は狂言の大曲といわれる「釣狐」を得意中の得意とされている。このことについて、「キツネにとりつかれた」と語っておられました。中でも印象的であったのは「若いころは体力に任せて、本物のキツネのように跳んだり撥ねたりした。所が、歳をとるとそれができない。今は、いかに動かないで、本物のキツネを表現するか…。ということに重きを置いている」というお言葉でした。

このお話を聞いて、私は故禅師のことばを想起しました。それは、この「禅をきく会」のイス坐禅についてでした。当初、故禅師は「坐禅は脚を組むものじゃ」と否定されておられました。
所が、ご自身がご高齢になられてからは、いつしか「イスに坐っていても、坐禅は坐禅」と「椅子坐禅」をむしろ積極的に肯定されていた、ということでした。

高祖道元禅師は54歳でご入滅されました。故宮崎禅師は丁度、その倍のご寿命であったわけでですが、そこから考えると、高祖様の弁道は気力・体力が充実している状態の修行形態であるといえます。現実に、高祖さまは腫瘍ができ、約半年程のご闘病で入滅されたそうですが、当時の貴族などは、平均して発病から一か月ほどで死ぬ病だったということを考えると、半年も闘病なされたことは、並外れた体力と精神力の持ち主であったことは想像に難くありません。

一方、故禅師の「椅子坐禅」に関する価値観の転向は、ご高齢による高祖道の新展開を示すものであり、これは修行を緩くするとか、懈怠を生ずるということではなく、只管打坐の新局面を示唆するものでした。


今や我が国は超高齢者社会になりつつあります。ここで私たち宗侶は、決して大衆に迎合するのではなく、むしろ積極的に「老境と病床にあっての只管打坐」について本気に取り組む時期がきているのではないでしょうか。

と、お二方のお話を頂戴して考えさせられました。



青少年教化指導者研修会
 11月19〜20日、札幌市中央寺において本庁主催「平成19年度青少年教化指導者研修会」が開催されました。


 青少年教化員の有資格者を中心に開催されるこの研修は、受講者が積極的に参加せざるを得ない雰囲気に包まれていました。「随所作主」は私たちの理想とするところ。しかし、これがなかなか容易ではありません。現職・布教講習会をはじめ梅花等、種々の研修があるが、何れも客人としての物見遊山的参加になりがちであります。この青少年研修は、受講者一人一人が主人公として参加しています。一人に5分間という時間が与えられ、それぞれが所感を語ります。今回は諸事情で参加者が22名ほどでありましたが、全ての参加者が自己の知見を誠心誠意、吐露しました。会場内は語る側も聴く側も互いに「随所作主」でありました。
 今回、主任講師を勤められた特派布教師、守屋敬道老師が「布教(伝道)は、語り伝えることを自らが楽しみ、聴衆をして法悦に入らしむことが大切である」と示されましたが、研修内容は全くその如くでありました。また、守屋老師は主題講話のなかで故島崎光雄老師、辻淳彦老師のことばを数多く引用され、布教もまた正師による面授であるとの印象を受けました。老師は、講話の最後に得意の手品を披露され、受講者一同大いに盛り上がりました。それを拝見していて、「天草四郎は手品で大勢の信者を獲得した」ということを想起しました。
 また、一般講師としてはHBCラジオパーソナリティ田村美香氏の講演を実施。「伝えるということ」と題して、平素のラジオ番組などでの活躍ぶりを愉快に披瀝されました。『いかに自分がアナウンサーという職業に向いていないか』という数多い失敗談を話され、結論として『一緒に番組を持っている演者やスタッフ、あるときには通行人など、周囲の人々に助けられて、自分を表現させて頂いている』という内容でした。禅には「索語・索話・釣語・垂語」など、師が弟子の意見・力量を引き出す手法がありますが、田村氏は自らを弟子的な立場に置くことにより、活撥撥地を現成させていることがわかりました。このことは、教化、伝道に関して大いに参考となる点でありました。
こちらより青少年教化指導者研修会の各種写真をご覧頂けます。



第21回 禅をきく会
 去る11月14日、札幌パークホテルを会場に曹洞宗主催「第21回 禅をきく会」が開催されました。

 今回の講師は、えりも町法光寺住職佐野俊也老師(特派布教師)と作家の五木寛之氏をお招きし講演を頂戴しました。五木氏の名声のため、一千名近くの聴衆が詰めかけました。
 冒頭、主催者を代表して藤原重孝教化センター統監の挨拶。統監は昨今の「命を軽視する」風潮を嘆かれつつ、曹洞宗が標榜する人権・環境・平和を訴えられました。
 最初に『み仏の絆を生きる』と題して佐野俊也老師の講話。冒頭の藤原統監の挨拶に触発されたかのように、命の大切さ、母と子の絆などをお釈迦さまから道元禅師・瑩山禅師そして自身のことにまで至り説かれました。「わが誕生の日は、母受難の日」のことばに大衆は大いに涙しました。
 佐野老師のお話に引き続いて札幌禅林青年会(会長 札幌市瑞現寺副住職斉藤正憲師)有志がステージに上がり、1,000名を超える満場の聴衆とともに椅子坐禅となりました。
 時至って、大熊真龍師(天童寺副住職)が詠讃歌を奉詠して開静とし、わずかな坐禅ではあるが、参加者の評価は頗る高いものとなりました。

 椅子坐禅終了後、作家五木寛之氏による『こころの風景』と題しての講演。
現代の日本国民は、総じて鬱状態であるということから話を展開。これは愉快で楽しいお話でありました。場内の大観衆は五木氏の話に引き込まれ、笑ったり、考えさせられたり、あっという間に時間が過ぎた感がありました。
 近頃は何事にもプラス思考・前向き・陽気であることが良いようにいわれているが、毎朝のニュースをみて鬱々たる気分にならない人はいない。と、「命を軽んじる風潮」を嘆かれ、「鬱」について語られました。「笑いが健康によい」とされていることに関して、もともとこの研究は、「笑い」と「嘆き」の双方が身心にどのような影響を与えるのか、ということを臨床実験したものであるという。実験結果は「笑う」行為は身体を活性化させ、ストレス物質を軽減させナチュラルキラー細胞を増やす働きがある。一方「嘆く(悲しむ)」行為は・・・身体を活性化させ、ストレス物質を軽減させナチュラルキラー細胞を増やす働きを持つ。という、つまり「悲」も「喜」も私たちが生き生きと、この世で過ごすための大切な要素であるということで、「笑う門には福」しか眼中になかった私には大変衝撃的なお話でした。
 五木氏は最後に、北陸地方の「雪つり」を例に「雪つりをするのは、堅い枝を持つ樹木です。堅い枝は雪の重みに耐え切れず、ポキッと折れてしまいます。ところが柔らかな樹木は、重い雪を枝に載せて枝をしならせて耐えます。やがて時がくればそのしなりで、積もった雪を弾き飛ばし、枝を天に向かって突き挙げます。
「鬱」とは心がしなっている状態です。それは、新たに再生する準備をしていることを意味します。柔軟な心で苦しみを背負ってしなっているのです。」
と、平素鬱々となりがちな私たちに勇気あることばをかけられました。また、自殺問題などにも触れられ、「命の尊さ」を説かれました。
 今回の「禅をきく会」は、冒頭の藤原統監の挨拶から始まり、佐野老師・五木氏とすべて「命の尊さ」について深く考えさせられました。
 で、後日。東京で行われる「禅をきく会」の今年のテーマが「命の尊さ」であると知り、「時代が欲するところは、首都東京も道都札幌も同じであったか。」と妙に納得させられたものです。
  こちらより禅をきく会の各種写真をご覧頂けます。



平成19年度 北海道管区婦人会研修会
 7月27日、札幌市中央寺を会場に第32回婦人会管区研修会が開催された。本年度は講師に、厚岸町吉祥寺斎藤章彦特派布教師・講談師神田山陽師匠をお招きした。
 参加会員は435名。熱気に包まれた研修会は今年も盛会裏に円成した。
 今年から気象用語に「猛暑日」という言葉が新設されたが、その言葉に触発されたかのように全国各地より400名を超える会員の参加で、会場の中央寺は熱気にあふれた。
 冒頭、萩野頼子全国婦人会長のご挨拶。本部婦人会の活動状況の報告とともに、北海道管区の婦人会活動に対する賛辞が述べられました。研修内容は、斎藤章彦特派布教師による講話。日常生活の中での仏法の大切さをわかりやすいことばとソフトな口調で敷衍された。お話の最後に、ご自身のご高齢の「おかあさん」のことを話され、会員一同は深い感銘をうけていた。
 その後、楽しい茶話会。茶話会中に、駒澤大学付属岩見沢高校のPTA会長山川章順師(由仁町常福寺住職)・苫小牧高校のPTA会長松井宏文師(剣淵町神龍寺住職)による両校の甲子園大会出場決定の紹介があり、会員一同は盛んに激励の柏手を送った。
 次に、NHK教育テレビ「にほんごであそぼ」でお馴染みの講談師神田山陽師匠の講演。テレビ出演と同様に移動式の座卓を首から下げ、小気味よいリズムで講談を披露し、会場は笑いと感動の渦に包まれた。
 最後に、安彦千津子実行委員長より、参加会員への労いと会場の中央寺婦人会・スタッフへの感謝のことばが述べられ、午後5時30分閉会した。



平成19年度 布教講習会
 7月5日・6日の両日、札幌市中央寺を会場に平成19年度北海道管区主催「布教講習会」が参加総数90余名のもと開催された。
 5日午後1時より中央寺本堂において北海道管区教化センター藤原重孝統監を導師に開講式が厳修された後、佐賀県竜泰寺住職瀧孝導師による「正法眼蔵における同事について」と題し講話が行われた。続いて、曹洞宗人権啓発相談員龍厳寺住職加藤友光師による人権啓発学習では、「人権を考える」と題し「差別について」・「ケガレについて」等、身近な話材をもとに丁寧なお話をされた。休憩の後、駒澤大学総長大谷哲夫師による「宗門の伝法に関わる歴史的背景」と題し「道元の嗣法と仏法」・「宗統復古における嗣法問題」等の講演が行われた。6日午前8時30分より瀧孝導師による講話後、日頃の布教においての疑問点などの質疑応答が行われ「樹木葬」「ペットの墓地」等の質問に対して事細かなに返答された。



カナダ・アルバータ州 新体操選抜選手団 坐禅研修
(06年12月01日)
 札幌市中央寺にて、北海道体育協会の依頼によりカナダ国アルバータ州の15歳〜17歳の新体操選抜選手団(総勢24名)による坐禅研修が開催されました。
教化センター企画委員会国際部会の大熊眞龍師が講師をつとめられ、英語による坐禅の紹介と実践の説明。師は坐禅を「人間としてのあるべき姿の一例」として端的に仏道を表現。さらに中央寺地下の禅堂にて坐禅を実践。どの選手も真剣に坐禅に取り組んでいました。続いて諸堂拝観。さらに鐘や木魚、太鼓といった鳴らしものの体験。みな興味津々に鳴らしものを試し打ちしていました。
最後に感想を訊くと、「日本文化の真髄に触れることができ、大変感動しました」ということでありました。
  こちらより研修中の各種写真をご覧頂けます。




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